撮影日及び時間
平成24年5月4日(金)
14:00〜16:0
場 所
垂井町南宮大社
天 候 晴
農作物の豊穣を願う祭りで、例大祭前日に行われます。
午後1時、一連の神事で幕を開け、3時ごろから古式豊かな御田植が始まります。
宮代地区から選ばれた三歳から五歳までの少女が、手甲、脚絆、襷、前掛姿で、髪には金銀の折り紙の蝶をつけた早乙女になって整列し、田植所に向かいます。
男児は囃子方(笛・太鼓・小鼓)と所役(鍬役・杁役)、歌役として奉仕します。
鍬役が中央の盛り土に鍬を入れ、田起こしの仕草を行い、続いて杁役が杁を持って田ならしをします。
終わると歌方が囃子に合わせて田植え歌を歌います。
田植え歌が後半になったところで拍子木が打たれ、それを合図に早乙女たちが一斉に苗に見立てた松の葉を植え付ける「御田植」を行います。
奉仕した早乙女たちは、髪につけた蝶を大切にしまっておき、嫁入りの際、箪笥に納めて嫁ぐのが宮代の風習になっているそうです。
この神事は、明治十五(一八八二)年までは末社の御田代神社の斎田で行われていましたが、現在の形式は室町時代に完成しました。
関ヶ原の合戦で中止されましたが、寛永年間の社殿再建とともに、ほかの各種神事とともに復活しました。
国の重要無形文化財に指定されています。
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御田植祭り
苗に見立てた松の葉を植えます。
着飾った早乙女役の女児
鍬を持った男子が田植え所に向かいます
男の子が田をならします
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女の子が田植えをします
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←左の写真も参考に(クリックは拡大)
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